iOS8の新SDK「HealthKit」について

 9/9のApple新製品発表イベントまで、一週間足らず。
今からワクワクが止まらないエンジニアSです。

さて、このイベント後ほどなく正式版リリースされる(であろう)iOS8では、複数の新SDKが追加されています。
今回は、その中からヘルスケアに大きな転換をもたらしそうな「HealthKit」についてご紹介します。


HealthKitとは


 個人の健康データを集中管理するためのSDKです。

特徴


【1:複数のアプリで共有できる】
 
 これまでのヘルスケアアプリは、大抵の場合、アプリ内にデータを保持していました。
 しかし、HealthKitは端末内にデータ保存します。
 アプリはSDKを通じて端末共通のデータにアクセスし、読み書きを行います。
 よって、複数のアプリ間でデータの共有も可能。万歩計アプリで計測した一日の歩数を、栄養管理アプリに渡し、その日に必要なカロリーと献立メニューを算出してもらう、ということもできるようになります。

【2:保持できるデータの種類が決まっている】

 HealthKitで保持できるデータの種類は、あらかじめ決められています。
 身長、体重、体脂肪、歩数、心拍数、血圧、呼吸数、摂取カロリー、消費カロリー、飲食物の栄養素などです。
 (現時点では、任意のデータを開発者が新設することはできないようです)

 このことによって、①のアプリ間の互換性が保たれています。
 また、データの型や単位を決めるのは意外とヘルスケア系の知識を要するので、開発者にとっても嬉しいことです。

【3:外部デバイスからアクセスできる】

 アプリだけではなく、外部のデバイスからもデータにアクセスできます。
 期待のiWatchはもちろん、Nike FuelBand、Fitbitなどのウェアラブル端末からも読み書き可能。
 各機器間での連携が、これまでよりも格段にスムーズになります。
 

今後の展開


医療機関とパートナー契約をかわすなど、Appleもヘルスケアの分野には力を入れはじめています。

アプリベンダーにとっては「自分のアプリにユーザーを囲い込めない」というデメリットもありますが、逆に他アプリから自分のアプリに乗り換えてくれるユーザーも期待できます。
HealthKitの登場を期に、ヘルスケアの分野全体が盛り上がっていけばいいですね。


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